辿り着いた答え
私の今回のヨーロッパ旅行は大変過酷な試練の連続で物凄い修行になっちゃってますが、昨日、何故こんな事になっているのか?その答えがハッキリと分かりました。
あまり認めたくはないし、そんな馬鹿なと言うレベルの話てすが、これは彼(私)の燃えるような正義の心が、義侠心が、悪を許せぬ真面目すぎる心が原因になっています。
彼の悪を許せぬ心が怒りとなり、憎しみとなり、その激しい怒りがそのまま激しい痛みや他者からの憎しみや悪意となって全て自分に跳ね返って来ているのです。
この怪我による激しい痛みも、悪党やクズ共からの悪意や殺意も、全て自分の悪に対する激しい怒りがもたらしたものだったのです。
彼の思考や感情の力は普通の人の何倍もあるため、彼の本体である私が悪意や憎しみが害を及ぼさないように、全て自分に跳ね返させていたのです。
彼については少し弁解させて頂きますが、彼は決して悪い人ではないのです。ただ、人よりも少し、と言うかだいぶ生真面目過ぎただけなのです。結果、このような大変な事態に陥ってしまったのです。
では、彼はこの難局をどのように乗り切ったらいいのでしょうか?
答えは1つ、1番上のキリストの写真です。とても悲しい事ですが、彼という個我、パーソナリティを十字架に磔にして犠牲になってもらうことです。
そしてもう1つ重要なことがあります。それは、彼が日々怒り、憎んでいる悪党共、クズ共、ドブ野郎共を許し、心から愛さなければならないのです。これもまた、キリストが生涯を通して教えられた愛の教えの実践になります。
汝自身の如く、汝の隣人を愛せよ
汝の敵を愛せよ
右の頬を打たれたら左の頬を
上着を剥ぎ取る者には下着も与えよ
他人を責めるな、あなたが責められないためである
あなたが他人を許さないなら、私もあなたを許さない
そして、「神よ、彼らを許したまえ。彼らは自分達が何をしているのか分からないのです」の境地に達しなければ、彼の試練と放棄は延々に終わらないのです。彼は放棄を迫られてとてつもない悲しみに包まれています。何故なら彼は彼を諦めることがなかなかできないからです。
どうして悪党共を愛することが出来ましょう?
どうしてクズ共を愛することが出来ましょう?
我が誇りや信念とは相反する考え!彼はこれらのものを含めた放棄を迫られているのです。
キリストでさえ、最後は「我が神!我が神!何故私を見捨てたのか?」と、個我の悲痛な叫びを上げているというのに、キリストの足元にも及ばぬ彼に一体何が出来ましょう?
ここで、何故マリア様が私のことを導いているのかがハッキリと分かりました。
彼がこの試練を乗り越えるには、彼に欠けている要素、母性的な愛、全てのものを愛し、包み込むマリア様の愛が必要だからです。だからマリア様は私のことを守り、導いてくれていたのです。
正直、40越えたオッサンが母なる愛など身につけることが出来るのか?とても疑問ですが、もう彼にはその道しか残されていません。
もう少しで彼は私となり、大いなる光、輝く力に手が届きそうなイメージがあります。しかし、この輝く光は怒りや憎しみの心を持ったままでは決して手に入らない力です。
怒りや憎しみの心を浄化し、母なる愛を身につけ、輝く光と一体となるために、マリア様、私をお導き下さい。
今回の心身の苦痛と心労をもたらした一連の試練は、私の悪を許せぬ憎しみと怒りがもたらしたものだということが分かったので、心身の苦痛も終わり、これからは旅も順調に行くことと思います。(彼が悪党共を許し、愛することが出来たらですが)
皆さん、ご心配お掛けしました(*・ω・)*_ _)ペコリ 彼は(私は)もう大丈夫だと思います(多分)。
にしても凄まじい試練だった。あまりの苦痛と心労で一気に白髪が増えちゃいましたよ(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…