光 希望 優しさ 愛

新時代に必要なものは優しさや愛 皆さんにそれを伝えていければと思っています。

輪廻する魂2

 前回の続きです。内容は難しいですが、皆さんもう少々お付き合いください。

 

 輪廻の教えについて、他宗教はどのように教えているでしょうか?

 ヒンドゥー教は輪廻の教えありきの宗教なのでもちろんあります。ヒンドゥー教自体はもともとゴンドワナ大陸(レムリア大陸)のリシ達(聖仙達)の教えを連綿と受け継いでできた宗教なので必然的に輪廻の教えはあります。

 

 仏教も輪廻の教えはありますね。仏教の開祖、仏陀はもともとヒンドゥー教バラモンで、バラモンの中で秘伝、口伝とされていた教えを時がきたので公の場で説いたことが仏教の始まりですので、輪廻の教えは当然のごとくあります。

 仏教にも顕教と秘教があり、一般に流布されているのは当然のごとく顕教のものです。霊的な準備や段階の整った一部のイニシエート(秘儀伝授者)には秘教の教えが口伝などで伝えられます。

 

 前世の記憶に関してはメンタル体(精神体)の上位の体であるコーザル体(因果体、魂)にすべて記録されていて(アカシックレコード)、肉体、エーテル体(活力体)、アストラル体(感情体)、メンタル体、コーザル体まで完成すると、メンタル体とコーザル体の間にアンターカラナ(銀の糸、魂の架け橋)がしっかりと構築されて自然に前世の記憶を思い出します。

 

 現在の人類でここまで進化した人はほとんどいないので、ほとんどの人は生まれるたびに前世の記憶を忘れてしまいます。新しい経験を積んで魂を成長させるには前世の記憶はかえって邪魔なのであえて忘れるといったほうがいいでしょう。それに、時期尚早に思い出してもアストラル体、メンタル体がキャパオーバーとなり、精神がもたずに崩壊してしまいます。ゆえに安全装置ともいえます。

 

 例外としてはブライアン・ワイス博士のように退行催眠によって被験者のコーザル体にアクセスし、前世の記憶をよみがえらすことも可能です。

 

 私は22才の時に発動したクンダリーニ現象による地獄のような経験を経て、たくさんの前世を思い出しましたが、私のケースは特殊なのであまり参考や基準にはならないでしょう。

 

 若い世代や今生まれつつある子供達は我々よりも進化した高度な魂の転生組なので、彼らの中には生まれながらに前世の記憶を持っている子もいるようです。

 

 さらに注意すべき点は、今現在の我々の転生は、魚座の時代から水瓶座の時代への転換期という非常に重要な転生だということです。そして、進化とは間引きであり、我々人類はふるいにかけられるということです。

 

 ジュワル・クール大師の話では、この転換期に次のサイクルへと進むことができ、新時代である水瓶座の時代の地球に転生できるのは全人類の3分の1だそうです。そして残りの3分の2は脱落組として地球の進化系の一つ前のサイクルの奴隷制度の存在する惑星に飛ばされてしまうそうです。イメージでいうと今から二千五百年前くらいの地球といったところでしょう。私の直観的イメージでは砂漠の広がる過酷な環境の惑星のイメージがあります。

 

 これはとても恐ろしいことです。何故なら我々が知っている人々の半分以上が奴隷制度の惑星に飛ばされるということですから。まあ、飛ばされるというより彼らは競い、争い、奪い合う弱肉強食の競争社会が大好きなので自分の意志で飛んでいくといった方がいいでしょう。悲しいことですが、彼らが分かち合いや優しさや無償の愛に目覚めるまで、争いの世界が彼らにとっての進化のステージなのです。

 

 みなさんも争いや憎しみの競争社会の精神を捨てて、早く分かち合いや優しさや無償の愛に目覚めないと、奴隷制度の惑星に飛ばされてしまいます。十分に心しましょう。

 

 ちなみに、我々よりも一つ前の進化系のサイクルの脱落組はユダヤ民族です。彼らは今のサイクルを前の進化系で経験済なので我々よりもほんのちょっと進化していて肉体や霊体もほんのちょっと優れています。ゆえに彼らは自分達の民族の優位性を潜在意識レベルで感じていて、自分たちは優れた民、選ばれた民、といった選民思想を持つに至ったのです。ユダヤ民族からたくさんの卓越した予言者達が現れたのも偶然ではありません。こういった事情があったのです。

 

 またも長くなったので次回に続きます。